YMGのささやき(鉄道・時事ネタ)

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京急新1000形20次車が姿を見せる

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京急でもはやお馴染みとなった1000形の増備ですが、2020年度増備される車両は4両×2本ということが発表されていました。そして最近、その増備車両が姿を現れ公式発表もあったのですが、その設備がとてもやばいということなので紹介したいと思います。

 車両の設備

製造されたのは1800番台

製造されたのはまさかの1800番台とのこと。2015年ごろに3本製造されて以来の製造となります。ファンの多くは「バルーンフェイスの崩壊」や「失敗作」などと言っていて、なおかつその後の増備が全くなく「失敗作」との見方は強いものとなっていました。外観の上では、前照灯や行先表示のLED部分等一部仕様が異なっているようです。また車番についても続番ではなく、1891-1~1891-4となっており、何らかの番台区分がなされていると思われます。さらに、1891-1という車番から5桁の数字で管理しているとの見方もできます。構造は1000形だが細かな部分をカスタマイズしており、1000形の中でも異端児と言えるのではないでしょうか。

L/Cシートにトイレ設置…内装はこれまでの流れを覆すものに

内装ですが、従来車と比べとんでもなく変わっているようです。まずは、座席について。座席はこれまでのオールロングシート…ではなく西武40000系東武70090系で使われているようなロングシートクロスシートどちらにも対応したまさかのL/Cシートになったようです。また、車両によってはトイレがつくとのことです。長距離乗車する方にうれしい設備となっていますが、いわゆる行楽客向けに特化したものと言えるのではないでしょうか。

気になる用途は…

公式な情報によると、座席指定列車やイベント・貸し切り列車への充当が想定されているようです。現在運行されている座席指定列車であるウィング号や、土日を中心に運行されているウィングシートの全席指定等進化版、新設の座席指定列車等への充当と言ったところが想定しやすいですね。もちろん、座席指定列車以外の普通の運用にも入ることを想定しているので運が良ければ乗ることもできるかもしれませんね。

変更点からの考察

いずれにしろ1800番台の増備はほぼ確定したようなものです。ここからは、なぜ今1800番台が増備されたのかについて考察していこうと思います。ただし、先述した内装に関する噂についても絡めながら話していくので、何度も言いますが参考程度にお願いします。

増備された背景

この2020年度増備計画については現在のコロナ禍を想定していない時期に策定されたものです。一般的に、車両の製造に関しては完成して鉄道会社に引き渡されるだいぶ前にメーカーに発注をしています。2020年度はコロナ禍ということもあり鉄道会社は苦境にあえいでいますが、2年前まではそんなことは無かったはずです。現状では輸送力が過剰でも、コロナ禍前まではちょうどいいと判断した結果なのでしょう。

なぜ1800番台?

まずは使い勝手の良さが背景にあるでしょう。1800番台は他の4両編成とは違い貫通幌を付ければ8両貫通編成と同様に扱えます。最近解禁された1177~1225編成の都営・京成への乗り入れについても大いに手間がかかったこと、2019年に神奈川新町駅付近で起きた踏切事故により車両数が不足すること等のリスクを鑑みて使い勝手のいい1800番台を製造することに決めたのでしょう。ちなみに1800番台1801~1809編成が8両貫通編成が不足しているような状況でも都営・京成直通運用に入らなかったのは貫通幌を付けたり外したりする手間や、中間に運転台が入ることにより1編成当たりの乗車人員が他の編成と比べて少なくなってしまうこと等が挙げられます。また、1800番台であれば需要に応じて両数を調節できるところも強みです。座席指定列車で空気輸送は避けたいところですのでそういった面ではうってつけなのかもしれません。

様々な場面での使用が想定されるが…

まずは先述の通り通勤用の座席指定列車ウィング号での充当が想定されるでしょう。ウィング号全体の本数が増える可能性が高そうです。また、土日を中心として都心から三浦半島方面への行楽需要に特化した新設の座席指定列車も運行されそうです。こちらは現在土日を中心に設定されているウィングシートの進化版といえ、ウィングシートは実験だったと考えるとしっくりきます。

空港間連絡有料座席指定列車の運行は…?

昔から成田空港~東京駅~羽田空港を結ぶ計画というのが存在していました(いわゆる都営浅草線の東京駅乗り入れ構想)。過去には京成の2代目スカイライナーであるAE100形、京急2100形を用いて座席指定車両を運行しようと計画されていましたが、車両の長さの問題等があり実際には実現されませんでした。また、東京駅乗り入れについても現在に至るまで実現できていません。今回の車両は地下鉄乗り入れ・スカイアクセス線乗り入れ対応仕様とみられ、十分に実現できると思われます。京成にとっても現在のスカイライナーでは実現できない都心直結を実現できるチャンスとなるためメリットは大きいです。現在の状況では航空需要は見込まれませんが、需要が回復すれば運行される可能性は十分に考えられます。ぜひとも期待したいところですね。

今回の記事はここまでとさせていただきます。お読みいただきありがとうございました。