YMGのささやき(鉄道・時事ネタ)

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651系伊豆クレイルが廃車決定

約4年間伊豆方面のジョイフルトレインとして活躍していた「伊豆クレイル」でお馴染みの651系旧R01編成(元OM-301編成)が長野総合車両センターへ配給輸送され、廃車されることが確定しました。これまでの伊豆クレイルでの活躍を振り返りながら、651系が歩んできた道を簡単に解説していきたいと思います。

伊豆クレイルとは?

乗って楽しい列車シリーズのジョイフルトレインとして伊豆方面に投入されました。車両は後で紹介する元常磐線高崎線系統の651系4両編成です。2号車がお土産などを販売するカウンターと音楽演奏が行われるフリースペース、1,3号車がツアーパックになっている区画で参加者は食事などを楽しむところ、4号車は旅行商品対象外の指定席車両となっています。ツアーパックの区画では、有名シェフ監修の料理(デザートを含む)がもてなされ、また座席によっては相模湾を見ながら食事ができるということで好評でした。その場で調理したものではありませんが、評価は高いです。

常磐線で活躍したのち、一部編成が高崎線系統へ

常磐線へのE657系投入に伴う玉突き転用で、651系7両6編成と4両3編成が高崎線系統の特急(草津、あかぎなど)で使用されていた185系を置き換えるために同路線系統に投入されました。当初は常磐線時代同様に基本編成+付属編成の併結運転が見られていましたが、程なくして付属編成の運用は消滅し、3編成の内2編成は廃車となってしまいましたがたった1編成がジョイフルトレインに改造されることになり、その1編成が「伊豆クレイル」で活躍した651系元OM-301編成でした。

伊豆クレイル人気はあるものの…

訳あって導入された651系「伊豆クレイル」ですが、人気はあるものの空席が目立つことが多々ありました。河津桜などの伊豆の繁忙期に運行されることがなく、また行きは小田原からの出発ということでアクセス面で微妙なところがあり、空席が目立ったものと思われます。繁忙期に運行されないのは、繁忙期の需要に伊豆クレイルの輸送力ではとても追いつかないためであることと、繁忙期は臨時列車などを多くは知らせるため伊豆急行線の線路容量に隙間がないことが背景にあるとみられます。また、繁忙期と閑散期の需要の差があまりにも大きかったことも挙げられます。たとえ閑散期でも、横浜発着であればもうちょっと需要があったのではと思いましたが、今となっては何とも言いようがありません。

導入の主な目的はサフィール踊り子の試金石

導入の大きな目的は2020年より運行を開始したサフィール踊り子号の試験でした。伊豆クレイルでは料理の提供、カウンターでの物販などが形は違えどサフィール踊り子に活かされています。スーパービュー踊り子の後継としてその要素を受け継ぎつつ、食事の提供や車内サービスという観点からは伊豆クレイルの知見を得ていたという意味では、伊豆クレイルは目的を達成したと言えるのではないでしょうか。

社会情勢で引退イベントは開かれずひっそりと引退

本来であれば6月に開かれていたイベントを最後に引退する予定でしたが、昨今のコロナの影響で中止になり、しばらくは音沙汰がない状態でした。まだ登場して4年ですが、車齢や常磐線での走行距離等による機器の老朽化、検査期限等の関係があり当初から運行期間は3~4年と決めていたのでしょう。ファン目線としてはもったいないの一言に尽きますが、今後もジョイフルトレインが新たに生まれたり、既存のものの今後に注目していきたいです。話は変わりますが、残る651系高崎線系統のみとなりましたが、こちらも近い将来引退することは間違いない状況です。ファンの皆さんんは、記録するのであれば記録はお早めに。今回の記事はここまでとさせていただきます。お読みいただきありがとうございました。Twitterの方もやっております。よろしければそちらの方もお願いします。

 

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